趣味の域を超えた趣味

そして今回無料で泊まれることになった本来の目的である、空手部合宿の下見。
ペンションのオーナーに体育館まで案内してもらってその帰り道・・・
ある家の人が家の周りに枕木でレールみたいなのを作っていた。
おそらく50〜60歳の白髪のおじさんなんだけど、ペンションのオーナーが顔見知りらしく、何をしているのかの答えを見せてくれるという。
というわけで地下室にお邪魔させてもらう。
そしてびっくり。
そこには電車や汽車の模型(1番ゲージというらしい)がたくさん!!
さらに、奥には一回り大きな汽車の模型が5台ほど。
これがアメリカで始めに走っていた汽車だとか、昔、大糸線を走っていた汽車だとか説明もしてもらいました。
どうやら外で枕木を敷いていたのはこれを走らせるためらしい・・・
確かに足元には大量のレールが。
一番驚いたのは、5台あるうち1つはメーカーが作ったキットだが、あとは各パーツも手作りだということ・・・
「メーカーで作れるなら同じ人間なんだから作れないことはない」っておっしゃってました。
すごい・・・しかも何もメーカーものより見劣りするところないんですよ。
後ろの工場スペースには作りかけの汽車の頭のパーツがありました。
すごい精巧にできていて、鉄道のことは何にもわからない私たちもただただ感心するだけでした^^;
もはや趣味の域を越えているな、と思っていたのですが、ペンションオーナーがそんなようなことを聞いた時。
「これはただの趣味だよ」・・・と
いやはや、こんなかっこいい大人になりたいものですな。
冬が来る前に完成させたいとおっしゃってたので、完成したらまた見せてもらいに行きたいものです。